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大変ごぶさたしております

いや~もう、何年ぶりですかね!
トシをとると月日の経つのが本当に早い。あっと言う間にこんなにブランクが・・・。
思いおこせば、行きつけだったブックオフS店が閉店し(涙)、自宅のパソコンのネット接続もやめたら、本当にブログを更新することがなくなってしまいました。
もちろん一番ショックだったのはS店の閉店。職場帰りに寄れるS店がなくなったことで古本買いが激減。
それでも別宅マンション近くのO店にはたまに通っていたけれど、たま~に寄って目ぼしい本が買えるほど世の中甘くないのもあり、あえてここに書かなくてもいいような本ばかりを購入していた。え、どんな本かって?
それは・・・100%趣味の女性本です。料理とか手芸とか。そんなの誰も興味ないよね。「はじめてのレース編み」なんて本を
紹介されても・・・。
これも職場の昼休みに書いているんだけど、仕事も週2日勤務に変更してしまったため(はれてパートの身)、なかなかヒマな時間がとれなくなった。
まあ、そんなこんなですが、また、まともな古本買いをした時には更新して行きたいと思っています。
まだ、読んで下さっている方がいるとも思えないけど、とりあえず、そんな事情につき、どうぞよろしくお願いいたします~!

今日出海「吉田茂」ほか

3月28日(金)

年度末で連日残業の日々だけど、今日は切り上げて久々にブックオフS店。100円文庫4冊を買う。

   吉田茂ほか


   今日出海「吉田茂」(中公文庫)
   野村胡堂「胡堂百話」( 〃 )
   子母沢寛「味覚極楽」( 〃 )
   辻嘉一「料理心得帳」( 〃 )

本日、中公文庫フェア。と言うか、多分どなたかがまとめて中公文庫を売りに出したもよう。汚れ具合といい、肌色シリーズのラインナップと言い、同じ持ち主だったことは間違いない。「吉田茂」は既読だが、人物もさることながら終戦直後の歴史がわかる好著。
「胡堂百話」はご存知銭形平次生みの親による幼年時代のこと、新聞記者時代のこと、文学者仲間や平次執筆の裏話・・・などなど楽しい話が満載の一冊。
そして子母沢寛と言えば「新撰組始末記」しか読んでいないが、この人もまた新聞記者だったとは知らなかった。「味覚極楽」はまだ子母沢寛を名乗る前、記者時代に書いた食にまつわる有名人の聞書き(今で言えばインタビュー記事)。いずれ劣らぬ一流人の言ばかりだが、銀座千疋屋の当時の主人、斎藤義政氏によると果物の王さまはメロンではなく「葡萄」(マスカット)なんだそうだ。表紙絵が渋い。
さて次も食関係。「辻留」二代目主人による106の食説法。「冬に胡瓜やトマトを求めるような愚」という今の主婦たちが「?」と思うような箇所もあるが、「煮加減」「茹で加減」「焼き加減」「酢加減」「包丁加減」・・・などの加減の章は参考になりそう。
さて、この4冊、いずれも初版で購入されていた。前持ち主の人となりに思いを馳せる

丸谷才一「ユリシーズⅠ」ほか

3月10日(月)

身辺いろいろあり、昨年秋にマンションを借りた。と言っても自宅から車で15分の1LDKである。候補はあと2件あったのだが、ここに決めた理由はまず間取りと・・・そして、なんと徒歩3分圏内にブがあったのである!地元は地元でも私のテリトリーからははずれていたので、こんなところにブがあるとは全く知らなかった。部屋の整理もそこそこに探索に向かったのは昨年10月頃(たぶん)。いつものS店とはまた趣が違って新鮮♪。100円単行本1冊と100円文庫4冊を買う。

   
   ユリシーズ他


   丸谷才一・永川玲二・高松雄一訳「ユリシーズⅠ」(集英社)
   有吉佐和子「ぷえるとりこ日記」(岩波文庫)
   串田孫一「ギリシア神話」(旺文社文庫)
   中上健次「化粧」(講談社文芸文庫)
   ヘレーン・ハンフ 江藤淳訳「チャリング・クロス街84番地」(中公文庫)


「ユリシーズ」は和田誠の題字だけで思わず購入。おっきしい厚いし、これで殴られたら確実に脳震盪を起こしそう。絶対読まないに違いないが、定価4200円が100円で買えるなら、買わなきゃ損するような気がして購入。
「ぷえるとりこ日記」は著者自身のアメリカ留学体験から生まれた青春小説だそうな。とは言え時代は今から半世紀前の1959年。当時の外国事情がかいま見れる。
「ギリシア神話」は1988年の初版。表紙に“中学生・高校生必読名作シリーズ”とあった。だから昔の旺文社文庫は保護者の信頼があつかったのだな。挿絵も串田孫一の筆である。
中上健次は正直あまり好きではないのだが、若き日の短編集とのことだったのと講談社文芸文庫でもあるのでとりあえず買ってみた。
「チャリング~」は好きな一冊。江藤淳のあとがきもなつかしい。2012年10版の美本だったので迷わず購入。

1年近くホウチしていた反省を込め、これからは購入本の画像なども載せて行こうと思っていますが、腕が悪いためボケボケですみません!(涙)

旺文社文庫「日本の名作50」

2月8日(土)

近年まれに見る大雪である。庭にあるゆず、みかん、びわの木の上に雪が降り積もって今にも枝が折れそうなので、意を決して二度ほど庭へ出て雪を払うも、あとからあとから降ってきてあっと言う間に元通り・・・(涙)。玄関から道路へも道を作っておいたが、1時間後にはあとかたもなく(涙)(涙)。仕方がないので全てを天にまかせ、ひさびさにブログを書こうと思う。
先日、さる方から往年の旺文社文庫「日本の名作50」の50冊について題名を知りたいとのご依頼があったので、以下列記いたします。

   森鴎外「阿部一族・雁・高瀬舟」
    同 「舞姫・山椒大夫」
   夏目漱石「我輩は猫である」
    同  「坊ちゃん・草枕」
    同  「こころ」
   伊藤左千夫「野菊の墓」
   宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
   川端康成「伊豆の踊子・花のワルツ」
    同  「雪国」
   太宰治「走れメロス・新樹の言葉」
    同 「人間失格」
   石坂洋次郎「寒い朝」
   壺井栄「二十四の瞳」
    同 「母のない子と子のない母と」
   有島武郎「生まれ出づる悩み」
   芥川龍之介「羅生門・鼻・朱儒の言葉」
     同  「河童・或る阿呆の一生」
   井上靖「あすなろ物語」
   武者小路実篤「友情・愛と死」
   石野径一郎「ひめゆりの塔」
   谷崎潤一郎「刺青・春琴抄」
   北川太一編「高村光太郎詩集」
   島尾敏雄「出発は遂に訪れず」
   大岡昇平「野火」
   国木田独歩「武蔵野・牛肉と馬鈴薯」
   志賀直哉「暗夜行路」
    同  「和解・城の崎にて」
   大仏次郎「帰郷」
   菊池寛「父帰る・恩讐の彼方に」
   中島敦「李陵・弟子・山月記」
   堀辰雄「風立ちぬ・聖家族」
   泉鏡花「高野聖・歌行燈」
   樋口一葉「たけくらべ」
   倉田百三「出家とその弟子」
   久保田正文編「石川啄木歌集」
   村野四郎編「三好達治詩集」
   室生犀星「幼年時代」
   梶井基次郎「檸檬・ある心の風景」
   山川方夫「安南の王子・その一年」
   坂口安吾「信長」

と、以上の40冊については本棚に現物がありましたが、残り10冊については引越し等で散逸してしまったようなのです。大変申し訳ありません。ただ購入時に添付されていたと思われる1976年旺文社文庫目録の裏表紙に「日本の名作50」の宣伝写真が載っていました。けれど残念ながら題名がくっきり読めるほどの写真ではなく、虫眼鏡(!)で見てみましたが全部を判読することはできませんでした。ただ何冊かは判読できたのと、自分の記憶から以下の7冊は確実だと思います。

   石坂洋次郎「若い川の流れ」
   井上靖「しろばんば」
   武者小路実篤「若き日の思い出」
   野間宏「真空地帯」
   長塚節「土」
   木下順二「夕鶴・彦市ばなし」
   亀井勝一郎「青春について」

あと3冊がどうしてもわかりません。申し訳ありません。多少なりともお役に立てたでしょうか・・・?それにしても旺文社にもう記録がない、ということに驚くと共に寂しさを感じました。文庫自体は絶版になったとしても記録ぐらいは残しておいて欲しいと思うのは無理な注文なのでしょうかね・・・。

「旺文社文庫日本の名作50」について

昨年10月にコメントを下さったS様へ

大変申し訳ありません。長いことブログのチェックを怠っていたため、Sさんのコメントを
今頃拝見しました。
あまりに遅すぎてもう必要がなくなったかもしれませんが、「旺文社文庫」の件、近日中に
ブログ上でお知らせしますので、もう少々お時間下さい!

常盤新平「雪の降る夜に」

3月25日(月)

今年もはや3ケ月が過ぎようとしている。昨年からの身辺の慌ただしさが、親の葬式という形でひと区切りつく・・・と言うわけで年明けからいろいろあり、今年ブックオフへ行けたのは2回ほど。ブと言えば、数ヶ月前、地元駅前にもう1店が開店した。衣服やブランドものも扱う大型店である。そのせいがあるのかないのか、行きつけのS店の100円棚は引き続き今いちな感じだけど、次の7冊を購入。

   常盤新平「雪の降る夜に」(東京書籍)
   熊井明子「夢のかけら」(春秋社)
   落合恵子「積極的その日暮らし」(朝日新聞社)
   朝吹真理子「きことわ」(新潮社)
   吉村 昭「魚影の群れ」(ちくま文庫)
   田辺聖子「不機嫌な恋人」(角川文庫)
   柴門ふみ「恋する文豪」(角川文庫)

まず先日亡くなった常盤新平さんの短編集を一冊。翻訳とエッセイ以外のものを読むのは初めてかもしれない。去年の夏に読んだ「東京の小さな喫茶店」が欲しいけど、ブでは無理かなぁ・・・やっぱり。
熊井さんの「夢のかけら」も短編集で、こちらもエッセイ以外のものを読むのは初めてだったが、森茉莉との思い出を描いた「薔薇が香るとき」はとても良い。森茉莉ファンは一読の価値あり。
落合恵子という著者名のついた本にもつい郷愁を覚えてしまう。大昔、中学生だった私は彼女の本はほとんど買っていた。「おしゃべりな屋根裏部屋」「おうちへお帰り」「スプーン一杯の幸せ」その他もろもろ(今も本棚のうしろにあるはず)。あの頃の彼女のエッセイ本は、夢見がちな少女たちのココロをしっかり掴んでいたのだ。彼女自身の心も体もまだまだ恋するオンナだった。そして時はめぐり、今や彼女は「やまんば」のごとき髪をふりたて(この髪型の理由も本書に載っている)、社会問題を糾弾する戦う女。女の・・・と言うか、人の一生は本当にわからない。ただ、現実から目をそむけずに生き続ければ、今の「落合恵子」にならざるを得ない気がする。
朝吹真理子本は前に「言葉の格がちがう」と評されていたので一度読んでみたいと思い。
「不機嫌な恋人」は著者自ら「王朝のハーレクインロマンス」と言っているように、三条油小路に住む小侍従と二条の少将の恋物語。ちなみに、この中に書かれている「香」については先の熊井さんの著書を参考にされたそうだ。
そして「恋する文豪」もちょっとした掘り出しもの。柴門ふみ流文学論がおもしろい。例えば庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」の文章は、アタマに「ヒロシです・・・」をつけるとぴったり来るとか(ヒロシです・・・足の親指の爪をはがしてしまいました)、かつて「太陽の季節」を書いた元都知事を、その主人公の分析を通して「人は、快楽に支配される。他人を支配することでしか快感を得られない人間は、一生変わらない」と断じたり。さて、親を見送ると自分の残り時間ももうさほどないような気がして来る。あと何冊本が読めるか、あと何回ブへ行けるか(そうじゃないって)。ますます早いとこ仕事を辞めたくなった春の宵である。

北村薫・宮部みゆき編「名短篇、さらにあり」ほか

12月29日(土)

寒い毎日が続く。気がつけば今年もあと2日。マヤ文明の伝説による世界の終わりの日も無事に過ぎた。でもマヤの伝承は、実はひとつの大きな時代の区切りを予言しただけで、翌日からまた新たな時代が始まる、ということだったのだそうだ(先日のテレビの受け売り)。消費と破壊の時代が終わり、新たな価値創造、自然との融合、人種を超えた助け合い・・・を実現すべき時代に入るそうだ。そうしないと宇宙意志から大変な報いを受けることになるらしい。その時こそが本当に世界の終わりなのかも・・・。
さて、またまたさぼって間があいてしまったが、ここのところ不漁である。例によってブックオフS店の100円棚より1ケ月間の購入をまとめて報告。

   グレイス・ペイリー「人生のちょっとした煩い」(文藝春秋)
   北村薫・宮部みゆき編「名短篇、さらにあり」(ちくま文庫)
   原田康子「サビタの記憶、廃園」(新潮文庫)
   片岡義男「彼女から学んだこと」(角川文庫)
   佐藤愛子「不敵雑記 たしなみなし」(集英社文庫)
   森 茉莉「マリアのうぬぼれ鏡」(ちくま文庫)
   麻生圭子「京都暮らしの四季」(文春文庫)
   浅田次郎「ハッピー・リタイアメント」(幻冬舎文庫)

「人生のちょっとした煩い」は村上春樹訳なのとエドワード・ホッパーの表紙絵にひかれ、著者名は全く知らなかったけど購入。ホッパー同志なのでカポーティの「叶えられた祈り」と並べて置こうと思う。
「名短篇・・・」は、舟橋聖一「華燭」、永井龍男「出口入口」、林芙美子「骨」、久生十蘭「雲の小径」、川口松太郎「不動図」ほか12篇が収録されている。ちくまらしいラインナップですねぇ。
原田康子は懐かしかったので思わず購入。
同じく角川文庫の片岡義男も懐かしかったので購入。プールや青空など当時の片岡ブームを思い出す写真と文章に涙がちょちょ切れる。(←いつもの死語)
「マリアのうぬぼれ鏡」は森茉莉の数々の著作からエッセンスだけをひろったもの。たまに読みたくなる森茉莉だが、最近「あの文章はどの本にあったっけ?」ということが多いので(認知症の始まりか)、この本は重宝しそう♪
さて、今年はたぶんこれで打ち止め。こんな更新の遅いブログを読んで下さっている皆さま。今年も本当にありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎え下さい。また、忘れた頃で結構ですので見に来てやって下さいね(笑)。

谷崎潤一郎「潤一郎ラビリンスⅢ 自画像」ほか

11月11日(日)

3ケ月も間があいたのに、あっと言う間に追いついてしまった。先週買ったブ100円本は以下の5冊。

   谷崎潤一郎「潤一郎ラビリンスⅢ 自画像」(中公文庫)
   内田百閒「百閒随筆Ⅰ 池内紀編」(講談社文芸文庫)
   宮尾登美子「お針道具 記憶の断片」(新潮文庫)
   角田光代「さがしもの」(新潮文庫)
   脇雅世「フランス仕込みの節約生活術128」(集英社be文庫)

ブでは内田百閒率もとても高い。「また、あった」と思いつつ、やっぱり買う。
宮尾登美子率も・・・って、しつこいからやめておく。やはり自分の好きな作家の本が目につくということだろう。
「さがしもの」は「本」にまつわる短編集と聞き、ずっと読んでみたかった。巻末解説は岡武師匠である。師匠も気に入ったらしい「ミツザワ書店」が一番の出来。あとは、まあ・・・特筆すべきこともなし。世はすべてこともなし。意味不明で終了。

吉田健一「私の食物誌」ほか

11月11日(日)

引き続き10月購入分は以下の100円文庫5冊。

   吉田健一「私の食物誌」(中公文庫)
   幸田 文「猿のこしかけ」(講談社文芸文庫)
   原島広至「東京今昔散歩」(中経文庫)
   ケンタロウ「ケンタロウと秘密の料理道具箱」(集英社be文庫)
   阿川佐和子「今さらながらの和食修行」(  〃  )

吉田本は久々の肌色中公文庫。言わずと知れた名著だが、日本全国の美味しいものがずらり並んだ食いしんぼう必読の書。
ブで見つける講談社文芸文庫は圧倒的に幸田文率が高い。また見つけてしまったが、それでもやっぱり買う。
「東京今昔散歩」は明治・大正期の古写真や浮世絵に描かれた東京の風景と、今の風景を見比べられておもしろい。
ケンタロウ本は、彼が気に入っている調理道具の紹介本。特に「キッチンスケールは1周2kgより1kgがおすすめ。2kgものは目盛りが小さくて50gが曖昧になる」との言葉に深く納得。うちのスケールもだいぶ古くなったので1kgスケールを買おうと決意。ケンタロウさんの全快を心からお祈りしたい。

久世光彦「曂吉の恋 昭和人情馬鹿物語」ほか

11月11日(日)

さぼりにさぼっていたら3ケ月も経ってしまった・・・。もし、見に来て下さった方がいたら本当にごめんなさいm(_ _)m。
言い訳はいろいろあるのだが、そんなつまらない話を聞きたい人はあまりいないと思うので、何ごともなかったように何気なく再開・・・。
と言うことで、たぶん9月下旬に買った本から。例によってブックオフS店で100円文庫を4冊。

   久世光彦「曂吉の恋 昭和人情馬鹿物語」(角川文庫)
   坂崎重盛「TOKYO 老舗・古町・お忍び散歩」(朝日文庫)
   松井今朝子「今朝子の晩ごはん」(ポプラ文庫)
   エリコ・ロウ「アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉」(扶桑社文庫)

昭和人情馬鹿物語は読みたかったもの。川口松太郎「人情馬鹿物語」を10代の頃に読んだ久世さんは、いつか自分でもそういう人情話を書いてみたいと思っていたそうだ。
そしてブでは珍しい重盛翁の本を見つけたのでゲット。
松井今朝子は読んだことはないが、「晩ごはん」にひかれてゲット。人のごはんメニューを見るのは、本棚を見る次くらいに好き(笑)。
そして大昔「ラスト・オブ・モヒカン」を見て以来、インディアンが好きなので、「賢い言葉」をゲット。

西出真一郎「ろばのいる村」ほか

8月16日(木)

夏休みシーズンもそろそろ終わりに近づき、Uターンラッシュも終わったようだ。私の夏休みも今週いっぱい。例年通り、遠出はせずに過ごす。暑いのでどこへ行く気力も湧かず、ブへも行っていないので、夏休み前に図書館で借りた本をご紹介。

   西出真一郎「ろばのいる村」(作品社)
  「遥日の譜・・・福井爽人画集」(求龍堂)
   常盤新平「東京の小さな喫茶店」(世界文化社)
   中島完訳「エミリ・ディキンスン詩集」(国文社)
   バート・ヘルドブラー「ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物」(飛鳥新社)
   オレン・ハーマン「親切な進化生物学者」(みすず書房)

「ろばのいる村」はとても良い。フランスの里山をろばの姿を求めて歩いた旅行記だけれど、その先々で出会う人たちの素朴さ、農村の美しさ、ろばのけなげさに心がしっとりする。文章も落ち着いていて私好み。著者は高校の国語の先生だったそうだがフランス文学の造詣も深い。別の著書も読みたくなった。
そのあと、福井爽人の画集でろばの絵を眺める。ろばという身近なようで身近でない家畜。それもそのはず、日本には五百頭弱しかいないのだと言う。
「東京の小さな喫茶店」も好みの一冊。やがて消え行くかもしれない町の喫茶店の記憶。これもまたしっとりと読める。
エミリ・ディキンスンの名前も今はあまり聞かれない。借りた本は94年刊行だったが、まるで去年発行されたみたいに綺麗。あまり借り手がいなかったのだろう。
「ハキリアリ」と「親切な進化生物学者」は夏休みの理科の宿題のイメージで借りてみた(笑)。「親切な・・・」はとてもおもしろいのだが、あまりに分厚くて夏休み中に読み終わりそうにない。また延滞してしまいそう・・・。

Appendix

プロフィール

えむ

Author:えむ
「古本買い日記」へようこそ!
著者の行動圏内にある古本屋さんにて拾った本や読後感などをつづったブログです。
自分にとって価値があると思った本のことを正直に書いて行きたいと思いますので、どうぞよろしく!

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