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大震災に寄せて

3月30日(木)

大変な災害が起こってから3週間が経つ。未だ行方のわからない方々、被災され避難所生活を送る方々を思うと、多少の計画停電や品不足で文句を言ってはばちがあたるとつくづく思う。ここ数週間の新聞記事の中から心に残ったものをふたつ。
3月18日の日経新聞に載った高嶋哲夫「一人ではない」では、ネット上に寄せられた外国の人々からのメッセージがいくつか紹介されていた。
 ―「日本人は勇気ある人々だ。常に自然の脅威と闘ってきた。彼らの信念と意志はどんなことがあっても挫かれはしない」
 ―「日本とその品行正しい勤勉な人々を神が守ってくれますように。きっと打ち勝てるよ」
 ―「日本は最も偉大な国だろう!この災害だって何とか乗りこえる。世界の終わりがきても彼らなら何とかするはずだ」
 ―「イタリア人は君とともにいる。がんばれ、君たちは凄い人たちだから」
世界中から寄せられた人道支援や義援金(タイのスラム街の住人たちからも届いたという)、そしてこのような励ましの声を聞くと、人種は違っても「人」というものがいかに善意にあふれた生き物であるかがよくわかる。そして高嶋氏は最後に一番感動した言葉として、次のメッセージを挙げている。
 ―「世界の人々が考え直すときが来た。殺し合いに力を使うのでなく、生き残った人々に心を伝えることこそ癒しの道だ」
 ―「人種、宗教、国籍を超えて、人であることに変わりはない。目を覚まそう。自然を前に放り出されたら、殺し合いなんてしていられないんだから。お互いの痛みを和らげることから始めよう」
また3月20日の日経新聞「中外時評」(大島三緒氏)では、震災後に起こった「ヤシマ作戦」やたくさんのボランティアの動きを挙げ、「今ほど助け合いの思いが高まっているときはない。見知らぬ人々との心の結びつきを感じるときはない。他者の苦しみへの想像力が高まっているときはないのだ。」「私たちのなかに残っていた共生のDNAがよみがえりつつあるようだ。ならば、この震災の苦難を力に変えることができる。関東大震災からも、敗戦からも立ち直ってきた歴史が、それを教えている。」
そして、「廃虚の中からさらに新しい芽が萌えだす。新しい心が目ざめてくる」という田山花袋「東京震災記」の一節を引用した後、次のような文章でしめくくっている。
「こんども、惨禍のなかから新しい心が目ざめてくるのだと願って、一人ひとりができることを始めよう。政治は心もとない。進まぬ救援と復旧に、いら立ちは募る。しかし批判の専門家になるのはやめよう。(中略)いま、東京などでは街の灯がずいぶん消えた。その暗い道を行き交う人々の心に、新しい灯がともったのだと信じたい。」
そう、亡くなった方々の命を無駄にせず、家族や財産を失った人たちの悲しみをわかちあう唯一の方法は、私たちが一番大事なことに気づき、未来を変えていくことなのだと思う。そうできることを心から信じたい。
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