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江藤淳「荷風散策―紅茶のあとさき」ほか

2月24日(金)

いつになく仕事がたてこみ、久々にブックオフS店。本の棚を見ているだけで癒されたが、成果は今ひとつで100円文庫を2冊だけ購入。

   江藤淳「荷風散策―紅茶のあとさき」(新潮文庫)
   東野圭吾「夜明けの街で」(角川文庫)

荷風は江藤先生が純粋に小説を愉しむために読んだ小説家。よってこの一冊は一連の漱石論とはまた少し違う趣きで読むことができる。美本をゲットできて嬉しい♪
なんと今ごろ東野圭吾初体験である。今でもそれほど興味があるわけではないが、これはつい先日映画化もされていたし、「不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた」という一文で始まるところがおもしろそうだったので。
さて、例の読売新聞連載「川の光2」(松浦寿輝)は相変わらずおもしろい。東京の西の郊外から出発した犬2匹、クマタカ1羽、すずめ1羽、ネズミ2匹の救出部隊は、いくつかのトラブルをようやくクリアして、来週あたり渋谷に到達する模様。この動物たちは都内有数の繁華街をどうやって突破するのか?たぶん途中出会った教会ネズミのマルコに聞いた「地下鉄サム」なるネズミの力を借りることになるのだろう。もう、地下鉄サムですよ!松浦先生のウィットの素敵なこと。マッカレーの小説と同名のネズミは、おそらく名前の通り地下鉄をねぐらにして、そこを自分の庭のように熟知したネズミなのに違いない。少し前の読売の投書欄に、「今、この小説を読むのが一番の楽しみ。朝の暗いうちから新聞屋さんの音に耳をすまし、毎日切り抜いて読み返している」と言うおじいさんの話が載っていた。なんだかとっても素晴らしい。有名な文学賞をとるのもいいけれど(実際、松浦先生は芥川賞をとっているけれど)、そんな風に思われる小説を書くことこそ、小説家冥利につきるのではないだろうか。誰もがわかる文章でストレートにおもしろいストーリーを語り、読み終わった時にたとえ少しでも誰かの生きる力になれるような小説。時代を超えて愛されるのはきっとそういう小説に違いない。
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